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AIによる食品フレーバー予測サービス
おいしさは食品の価値として最も重要です。そのため、食品の企画、研究開発、製造、品質管理、営業、マーケティングなどの様々な現場において、おいしさを適切に伝え、共有することが大切です。
曖昧な“感覚”であるおいしさを表現することは容易ではありませんが、”イチゴ”、”シナモン”、”エビ”のような、フレーバーを言語で表現した“キャラクター”を利用することで、味や匂いの共通認識を持つことが可能です。
例1:「“パイナップルのような甘い香り”が特徴のチョコレートです」と説明することで、消費者がおいしさをイメージしやすくなる。
例2:カレーのレシピ開発の際、「もう少し“焼いた肉っぽい香り”を増やしたいので、ピラジンが含まれる素材を加えよう」といった提案についてチームで議論できる。
食品の開発現場では、定量的記述分析(QDA)などの官能評価手法を用いて適切な“キャラクター”のセットが設定されます。しかしその際には、複数人の専門家が何度も集まって検討する必要があるため、多くのコスト、時間、労力がかかってしまいます。
そこで弊社は、静岡県立大学 食品化学研究室で得られた研究成果を元に、AIによって食品のキャラクターセットを予測する、Flavor indexサービス(F-indexSMシリーズ)を開発しました。本サービスにより、開発や営業など、食品に関するあらゆる現場において、おいしさのコミュニケーションがサポートされます。
【構成成分からのフレーバー予測】GC/MSの分析データや調香レシピなど、サンプルの成分に関する情報を提供いただき、AIによってフレーバーホイールを提案します。成分情報が分かっていれば、食品、素材、添加物など、形態によらずご利用可能です。香粧品や洗剤などへの応用も可能です。
【食材からのフレーバー予測】単一食材の情報を提供いただき、成分情報に変換した後に、AIによってフレーバーホイールを提案します。サンプルとしては、食品に添加する候補素材などが想定されます。
※その他の開発技術(ペアリングや時系列の感覚変化を予測し、フレーバーホイールとして提案するAI)についても、実装次第、サービスの一部として利用可能となります。
会社概要 -Profile-
会社名 | 合同会社DigSense(DigSense, LLC) |
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本店所在地 | 〒422-8526 静岡県静岡市駿河区谷田52-1 静岡県立大学インキュベーションセンター内 |
メンバー | 伊藤豊実(社長, CEO)、伊藤圭祐(COO)、辻凌希(CTO) |
設立 | 2023年12月1日 |
資本金 | 300万円 |
適格請求書発行事業者登録番号 | T7080003003102 |
理念: | 弊社は静岡県立大学発のベンチャー企業です 。社名のDigSenseは、英語の「Dig」+「Sense」に由来します。Digは「堀る」という動詞ですが、派生して「好き」、「理解する」、「調査する」、「探し出す」、「食べる」、「前向きな返事」、「合図する」といった意味でも使用されます。私たちは、おいしさという目に見えない“感覚(Sense)”を深堀りし、最新の科学的知見を食産業で広く活用できるサービスや商品に落とし込むことで、持続可能で豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。 |
お問い合わせ -Contact-
合同会社DigSense web担当:伊藤
E-mail:f-index(ここに@を入れてください)digsense.co.jp
※ 説明は随時行います。お気軽にお問い合わせください。
※ 各種メディア取材も受け付けています。